
姫路セントラルパークに34年ぶりの新顔!アメリカビーバー「ラン」と「マメ」仲間入り
兵庫県姫路市の人気観光スポット「姫路セントラルパーク」に、34年ぶりとなるアメリカビーバーが新たに仲間入りしました。4月26日から一般公開が開始され、早くもその愛くるしい姿が来場者の心をつかんでいます。
新たな仲間「ラン」と「マメ」
今回仲間入りしたのは、2匹のアメリカビーバー、「ラン」と「マメ」。
● ラン(雌・2歳) 2023年3月24日に高知県立のいち動物公園から引っ越してきました。焦げ茶の毛並みと太めの尻尾が特徴です。
● マメ(雄・1歳) 2023年4月14日に大阪府吹田市のニフレルからやってきました。茶色の毛並みと細めの尻尾がチャームポイントです。
アメリカビーバーの生態と特徴
アメリカビーバーは北米大陸の川辺に生息し、木や泥を使って水辺に複雑な構造物を築く「森の建築家」として知られています。その優れた建築技術とユニークな生態は、多くの人々を魅了しています。
彼らは硬い木を強力な前歯でかじり倒し、その木材や泥を用いてダムや巣(ロッジ)を作り、生息環境を自ら作り変える力があります。これにより、川の流れを調節し、水質を改善するなど、周囲の生態系に大きな影響を与えます。さらに、その前歯は一生伸び続けるため、かじることは生存に欠かせない行動です。ビーバーのダムは多くの動植物にとって重要な生息場所を提供し、生態系全体のバランスに貢献しています。
姫路セントラルパークでの公開
今回の姫路セントラルパークでの公開は、2匹が新しい環境に慣れてきたことから実現しました。公式SNSでは、2匹が仲良く毛づくろいをする様子や、プールで楽しそうに泳ぐ姿が紹介され、多くの反響を呼んでいます。
34年ぶりのビーバー飼育再開
34年ぶりのアメリカビーバー飼育再開に、園内はさらに活気づいています。ぜひこの機会に、姫路セントラルパークで「ラン」と「マメ」の愛らしい姿に癒されてみてはいかがでしょうか?
※本記事の内容は執筆および投稿時点の情報に基づいておりますが、情報の正確性・完全性を保証するものではありません。最新の情報は公式サイト等でご確認ください。また、万が一誤りを発見された場合は、お知らせいただけますと幸いです。