
姫路発、世界へ飛び立つ技術力。旭テクノロジーが大阪・関西万博に出展
未来を点検するドローン技術、「ELIOS 3」が万博に登場
2025年5月、大阪・関西万博の「ひょうごフィールドパビリオンウィーク」に、姫路の企業「株式会社旭テクノロジー」が出展。世界中の注目を集める最先端の屋内点検用ドローン「ELIOS 3(エリオススリー)」を紹介しました。
「ドローン」と聞くと空撮やショーをイメージしがちですが、今回展示されたELIOS 3は、発電所やプラント、インフラ施設の“内部”を点検するプロフェッショナル仕様。球体に包まれた独特の形状は、狭く暗い空間でも安全に飛行できるよう設計されており、危険な現場での作業をより安全・効率的にするために活躍しています。
兵庫から発信される“地域とモビリティ”の未来像
旭テクノロジーが参加した「ひょうごフィールドパビリオンウィーク」は、兵庫県が主催する特別企画。県内各地を“ひとつのパビリオン”に見立て、地域の魅力や先端技術を来場者に体験してもらうことを目的としています。

ひょうごフィールドパビリオンウィーク会場
今回の展示では、ドローン技術に関する体験型のクイズイベントも開催され、子どもから大人まで多くの来場者が楽しみながら学びました。約1万人が訪れた会場は、技術だけでなく、未来の暮らしや社会について考えるきっかけとなる熱気に包まれました。
姫路発、未来を創るモビリティ企業
旭テクノロジーは、兵庫県姫路市に本社を構える企業。プラント事業、再生可能エネルギー、そしてドローン技術など、地域とともに成長する多角的な事業を展開しています。
特にドローン分野では、世界50カ国以上で導入されているELIOSシリーズを扱い、安全性・効率性を高める点検業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を牽引。今回の万博出展は、その技術力と社会的貢献が評価された結果です。
「地域の未来のために、技術でできることを」——
旭テクノロジーは、地域密着の姿勢と世界水準の技術で、持続可能な未来づくりに挑戦しています。
地元企業の力を、もっと知ってほしい
万博出展という大舞台で輝いた旭テクノロジーの姿は、姫路という地域の底力を映し出す象徴でもあります。
私たちの身近に、世界に通じる技術を持つ企業があることを誇りに思い、もっと知ってほしい——そんな想いを込めて、この記事をお届けしました。
🔗 旭テクノロジー公式サイト:https://atcl.co.jp
🔗 展示ドローン「ELIOS 3」紹介ページ:https://www.flyability.com/ja/elios-3
📍 所在地:兵庫県姫路市青山西4丁目4-1