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【姫路名物】「冷凍 日清 まねきのえきそば 天ぷら」 日清食品が全国で発売
日清食品は、「冷凍 日清 まねきのえきそば 天ぷら」(オープン価格)を3月1日から全国で発売します。
◆「まねきのえきそば」が冷凍食品に 1949年に姫路駅のホームで誕生した「まねきのえきそば」は、和風だしと中華麺を組み合わせたユニークな味わいで、昭和・平成・令和と時代を超えて愛され続けています。
今回登場する「冷凍 日清 まねきのえきそば 天ぷら」は、まねき食品監修のもと「天ぷらえきそば」の味を忠実に再現した一品です。
つゆは、かつお節、さば節、昆布を使った風味豊かな和風だしで、柔らかく歯切れのよい中華麺との相性も抜群です。さらに、ふんわりとした小えび入り天ぷらとネギをトッピングし、本格的な仕上がりとなっています。
◆「えきそば」誕生の背景 「まねきのえきそば」は、戦後の混乱期に誕生しました。当時、小麦粉は統制品で手に入りにくかったため、こんにゃく粉とそば粉を混ぜた麺を開発しました。その後の試行錯誤を経て、現在のような「かんすい」を使った中華麺と和風だしの組み合わせにたどり着きました。
昭和24年(1949年)10月19日、「えきそば」という名称で販売がスタートしました。当初は立ち売りで提供されていましたが、やがて駅ホームの売店へと発展し、姫路駅の名物として定着しました。
当時、うどんが1杯30円だった時代に、「えきそば」は瀬戸物の蓋付き容器で50円でした。容器は10円で回収されるシステムだったそうです。
現在ではメニューのバリエーションも増え、忙しいビジネスマンや学生、長年のファンに親しまれています。「まねきのえきそば」は、時代を超えて愛され続ける姫路の味です。
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