
姫路・夢前町の古民家カフェ「amaneya casual」が今季営業を開始
– 江戸期の建物で味わう、甘音屋ならではのかき氷とひととき –
姫路市夢前町杉之内にある夏季限定の古民家カフェ「amaneya casual(アマネヤ カジュアル)」が、6月11日より今季の営業を始めました。
運営は和菓子店「甘音屋」(広畑区蒲田)です。
伝統ある建物で過ごす、静かな夏の午後
店舗があるのは、江戸時代に建てられたとされる旧清瀬一郎邸。昭和期の政治家・清瀬一郎の生家跡で、梁や大黒柱など歴史的な構造を残しつつ、現代的にリノベーションされています。
敷地面積は約544坪。店内は約60坪。自然光の入る落ち着いた空間に、テーブル席が28席用意されています。
夢前町は冬季に雪が多いため、営業は夏期限定。市街地から少し離れた立地ですが、その分ゆったりとした時間を楽しめると訪れる人も少なくありません。
和菓子店ならではの、丁寧に作られたかき氷
メニューの中心はかき氷。氷は、きめ細かな「粉雪氷」と、糸のように削る「絹糸氷」の2種類をメニューごとに使い分けています。
人気メニューには:
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果肉とクリームを合わせた「みかん氷」(1,430円)
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甘だれとみたらし団子の「みたらし氷」(1,210円)
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抹茶、白玉、丹波栗などをのせた「薄乃糸」(1,590円)
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「苺乃糸(いちごのいと)」(1,650円)、
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自家製あんが特徴の新作「小豆づくし」(1,430円)も。

新作:自家製あんが特徴の新作「小豆づくし」

抹茶、白玉、丹波栗などをのせた「薄乃糸」(1,590円)

果肉とクリームを合わせた「みかん氷」(1,430円)
どのメニューも素材の良さを活かした優しい甘さで、暑い日にちょうど良い満足感があります。
ドリンクもカフェスタイルで
かき氷と合わせて楽しめるドリンクも提供しています。ホット・アイスのコーヒー(495円~)、カフェラテ(605円)、ジュース類(440円)など、シンプルながら丁寧に淹れられたものばかり。
「普段とは違う時間」を感じられる場所
店主の森雅史さんは、「和菓子店としての経験を活かしながら、季節の空気を感じていただけるようなお店を目指している」と話します。
自然に囲まれた場所で、静かに過ごす夏の午後。市街地の喧騒を離れて、ふと立ち寄るのにちょうどよい距離感かもしれません。
■ 店舗情報
amaneya casual(アマネヤ カジュアル)
住所:姫路市夢前町杉之内260
電話:079-280-6602
営業期間:2025年6月11日〜9月末(予定)
営業時間:12:00〜17:00
定休日:火曜