
火柱が立つ焼き鳥「炎焼き」 姫路・北今宿に「炎鶏」がオープン
姫路市北今宿に6月20日、焼き鳥店「炎鶏(えんけい)」がオープンしました。店名にもなっている名物「炎焼き」は、強火の炭火で一気に焼き上げるダイナミックな調理法で、調理中には火柱が立つこともあります。
店主を務めるのは、これまでに焼き鳥店や居酒屋で17年間の経験を積んできた井篠丞二さんです。店舗の立ち上げに際しては、メニュー構成や価格設定、内装設計に至るまで、自らが主導して準備を進めたとのことです。

井篠丞二さん
店内は木の温もりを感じる落ち着いた雰囲気で、各テーブル間には仕切りがあり、1人でもグループでも利用しやすい空間となっています。カウンター、テーブル、座敷を合わせて26席が設けられています。
炭火で焼き上げる「炎焼き」
看板メニューの「炎焼き」では、「ひねの炎焼き」「ももの炎焼き」「こころの炎焼き(ネギ盛り)」「やげんなんこつの炎焼き」(各750円)を提供しています。希望すれば、ほかの部位でも「炎焼き」で提供してもらえるそうです。
この「炎焼き」は、強火の炭火で一気に焼き上げることで、素材の旨味を閉じ込めながら香ばしさを引き出すのが特徴です。調理中に立ち上る炎も、来店客にとってはひとつの“見どころ”といえるかもしれません。
そのほか、「皮」「こころ」「なんこつ」「つくね」「もも」(各160円)の焼き鳥メニューに加え、「きも刺し」「鶏ユッケ」「ささみの造り」(各600円)といった鶏料理も用意されています。締めの一品としては、「おこげスープ」や「鶏スープ茶漬け」(各500円)も人気になりそうです。
地域に根ざした価格帯と雰囲気
ドリンク類は、生ビール(550円)、サワーやハイボール(各495円)、日本酒やカクテル(605円〜)などがそろい、アルコール以外にもソフトドリンク(385円)が用意されています。
井篠さんは「地域に根差した店を目指し、手頃な価格帯で安心して食事を楽しめる空間をつくりました。どなたでも気軽に立ち寄っていただければ」と話しています。
北今宿というローカルエリアに登場した個性派の焼き鳥店が、どのように地域の食シーンに定着していくのか、今後が楽しみです。
店舗情報
項目 | 内容 |
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店名 | 炎鶏(えんけい) |
住所 | 〒670-0057 兵庫県姫路市北今宿2丁目1-35 瀬川ビル2 101 |
営業時間 | 17:00~24:00 |
定休日 | 月曜日 |
電話番号 | 079-292-2755 |