姫路・塩町の韓国ダイニング「ソウル」オープン1周年

姫路市塩町にある韓国料理店「韓国ダイニング ソウル」が、2024年7月29日で開店1周年を迎えます。

店主のロアさんは韓国出身。来日してわずか1年ながら、本格的な韓国料理と現地の空気感を大切にした店舗づくりで、少しずつ地元にファンを増やしてきました。

窓の外に広がる“韓国の風景”

「ソウル」は、姫路中心部・塩町に位置する全55席の韓国ダイニングです。店内はピンクやブルー、イエローといった明るい色調で統一されており、壁には「窓」を模したパネルが並んでいます。

その“窓”には、ロッテワールドタワーや南大門、漢江の夜景といった、韓国を象徴する風景写真がはめ込まれています。まるで韓国の街を眺めているかのような臨場感のある演出が印象的です。

テーブルごとに仕切りも設けられており、ポップな雰囲気の中にもプライベート感がしっかりと確保されています。女子会からひとりごはんまで、幅広いシーンで利用しやすい空間となっています。

本場仕込みの味を姫路で

料理は、本場の味にこだわった韓国料理が中心です。

看板メニューは、タコ・ホルモン・エビをピリ辛で炒めた「ナッコプセ」と、滋養たっぷりの「サムゲタン」（各3,500円）。そのほかにも、ピリ辛のイカ炒め「イカポカ」（2,500円）や、鶏足の煮込み「タッパル」（3,300円）など、日本ではなかなか味わえないメニューもそろっています。

定番の「ヤムニョムチキン」や「チャプチェ」（各2,200円）、「プデチゲ」「トッポギ」「ケランチム」などもあり、韓国料理に馴染みのある方も、そうでない方も楽しめるラインナップです。価格帯も1,000円台～3,500円程度と、使い勝手の良いレンジに収まっています。

「姫路で一番の韓国料理店」を目指して

店主のロアさんは、来日からちょうど1年。日本語にはまだ不安があると話しますが、接客では伝わりやすい言葉を選び、丁寧に対応することを心がけているそうです。少しずつ常連のお客様も増え、地域とのつながりを実感しているとのことです。

韓国料理店「やかん」の店主（左）、ロアさん（中央）

「韓国ダイニング ソウル」は、姫路市福中町にある韓国料理店「やかん」の姉妹店です。「やかん」はロアさんの母が5年前に開業したお店で、ロアさんは母を追って1年前に来日しました。

「姫路で一番と呼ばれる韓国料理店を目指して、これからも味とサービスに磨きをかけたい」と語るロアさん。その姿勢に惹かれ、多くの人が足を運んでいるようです。

2年目を迎える「ソウル」が、これからどのように姫路の韓国料理シーンを盛り上げていくのか、楽しみにしたいところです。

店舗情報

• 店名：韓国ダイニング ソウル

• 住所：〒670-0904 兵庫県姫路市塩町169-1 エリーゼ塩町 1階

• 電話番号：079-280-9899

• 営業時間：18:00〜24:00

• 定休日：不定休