工場直売の隠れた名店「白浜製パン所」

給食パンの工場横で味わう町のパン屋

姫路市白浜町にある「白浜製パン所」は、学校給食のパンを製造している工場です。その一角にある小さな販売スペースでは、給食には出回らない特別なパンがずらりと並び、地域の人々に親しまれています。

給食パンの工場から生まれる「特別なパン」

白浜製パン所は長年、地元の学校給食用パンを製造してきました。コッペパンなど定番のパンが中心ですが、工場横の直売所では、ここでしか買えない限定のパンを販売しています。

ラインナップは、小さいいちごジャムパン（70円）、焼きそばパン（150円）、ソーセージパン、クリームパン、ノンフライカレーパン（以上130円）、食パン（180円）など。20種類以上が所狭しと並べられ、ひとつずつ包装され、価格は驚くほど良心的です。この日、菓子パンを6つ、購入しても730円というお手頃さでした。

milky

くりあんパンおいしい～♪

温かみのある販売風景

店内は2人ほど入ればいっぱいになるほどのこじんまりとした空間。販売を担当するスタッフさんが、一つひとつのパンを手書きで計算してくれるのも、昔ながらの温かさを感じさせます。

工場の前に赤い旗が立っているときが営業の合図。販売日は不定期で、Instagramで告知されています。訪れる際は事前チェックがおすすめです。

変わらぬ人気と賑わい

取材した日は12時前でしたが、車が入れ替わり立ち代わり訪れるほどの盛況ぶり。駐車場は店舗の目の前にあり、立ち寄りやすい環境も魅力です。

今回は菓子パンを中心に購入しましたが、次回は食パンも試してみたいと思わせる味わい深さがありました。

店舗情報