姫路の焙煎士・今村卓磨さんが全国3位に入賞

「HI,COFFEE.」店主・今村卓磨さん、全国3位に エチオピア産豆の焙煎大会で評価

姫路の焙煎士・今村卓磨さんが全国3位に入賞

姫路市東辻井のコーヒー専門店「HI,COFFEE.(ハイコーヒー)」の店主、今村卓磨さんが、エチオピア産コーヒー豆の焙煎技術を競う全国大会「Ethiopian Coffee Roast Challenge 2025(通称・トランスシーガル杯)」で全国3位に入賞しました。

姫路の焙煎士・今村卓磨さんが全国3位に入賞


エチオピア産豆に特化した初の焙煎大会

同大会は、エチオピア産コーヒー生豆の買い付けや輸入販売を行うトランスシーガル(愛知県)と、長野県のロースタリー「コーヒーロースタリー ナカジ」が共同で企画したものです。今回が初開催で、全国から約40人の焙煎士が参加しました。




課題として与えられたのは、トランスシーガルが輸入するエチオピア産の生豆です。参加者は各自で焙煎した豆を大会事務局に郵送し、審査はカッピング(テイスティング)形式で行われました。風味や香り、後味、全体のバランスなどが総合的に評価されたといいます。


郵送で完結、地域差を超えて競う大会形式

エントリーは6月に始まり、9月に審査が行われ、10月6日に結果が発表されました。
郵送で完結する形式のため、地域や設備の差に左右されず、全国どこからでも参加できる点が特徴です。





「焙煎技術そのもので勝負できるのが魅力」

今村さんは今回の結果について、「地域や設備の差に左右されず、純粋に焙煎技術そのもので勝負できるのがこの大会の魅力です。全国の経験豊富な焙煎士の中で評価をいただけたことをうれしく思います」と話します。




さらに、「これからも一杯一杯に向き合いながら、姫路からコーヒーの魅力を発信していきたいです」と意気込みを語りました。


地域から広がるコーヒー文化

大会では、豆の個性をどのように引き出すかが問われました。姫路の小さなロースターが全国レベルで評価を受けた今回の結果は、地域から発信されるコーヒー文化の広がりを感じさせる出来事です。

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