金澤醤油豚骨8番らーめん 姫路市川橋通店

姫路に北陸の新風 「金澤醤油豚骨8番らーめん」関西初出店




北陸発「金澤醤油豚骨8番らーめん」関西初進出

姫路市川橋通に新ブランド1号店オープン

ラーメン店「金澤醤油豚骨8番らーめん 姫路市川橋通店」(姫路市川橋通2)が11月6日にオープンしました。運営は北陸を中心に「8番らーめん」ブランドを展開するハチバン(石川県金沢市)で、同ブランドとしては関西エリアへの初出店となります。


家族連れも利用しやすい明るい店内

店舗面積は約37坪で、席数はカウンター18席、テーブル8卓32席の計50席を設けています。店内は明るい色調でまとめ、背もたれの高いボックス席を配置することで、家族連れでも落ち着いて過ごせる空間づくりを意識したといいます。

金澤醤油豚骨8番らーめん 姫路市川橋通店

金澤醤油豚骨8番らーめん 姫路市川橋通店


創業58年の北陸ソウルフードが新ブランドで姫路へ

同社は1967(昭和42)年創業。「野菜らーめん」で知られ、北陸地域では幅広い世代に親しまれています。国内113店舗、海外175店舗を展開し、北陸の人口減少や市場飽和を見据えて新ブランド「金澤醤油豚骨8番らーめん」を立ち上げました。

関西出店の拠点に姫路を選んだ理由については、既存物流ラインとの親和性や市場の成長性を挙げています。





看板メニューは大野醤油を使った濃厚豚骨

まろやかな甘みと深い旨味が特長

看板メニューの「金澤醤油豚骨」(1,045円)は、金沢の伝統食材である大野醤油を使った特製醤油タレと濃厚豚骨スープを合わせた一杯です。まろやかな甘みに加え、深い旨味が広がる味わいに仕上げています。

国産小麦100%の極太麺がスープとよく絡み、特製醤油ダレに24時間漬け込んだ大判チャーシュー2枚が食べ応えを高めています。





古くから続く金沢・大野醤油の魅力

“甘口(うまくち)”が素材を引き立てる

大野醤油は、野田・銚子・龍野・小豆島と並ぶ日本五大醤油産地の一つで、400年以上の歴史を持つ伝統製法を継承しています。白山の伏流水や湿潤な気候を生かし、丸大豆から作り上げるまろやかな甘みと深い旨味が特長です。

加賀料理と共に発展してきた“甘口(うまくち)”の味わいは、今回のラーメンでもスープの深みを際立たせ、伝統と新しさを両立した独自の一杯につながっています。





3種類の麺でスープの魅力を最大限に

同ブランドでは、スープとの相性を考え3種の麺を用意しています。

  • 極太麺:北海道産小麦の香りと力強いコシ

  • 太麺:もちもち食感で、ちぢれ形状がスープに絡む

  • 細麺:しっかりとしたコシが特徴のストレート麺


8番らーめんの原点「野菜らーめん」も提供

「野菜らーめん」(825円)は、全国から選び抜いたキャベツを使用します。豚骨スープで野菜を煮込むことで旨味が染み出し、野菜エキスたっぷりのスープが完成します。味噌・塩どちらも楽しめ、もちもちの太ちぢれ麺がスープをしっかりと受け止めます。

そのほか、子ども向け「お子さまらーめん」(209円)、細麺が特徴の「8ちゃんそば」(935円)もそろえ、幅広い客層に対応します。

金澤醤油豚骨8番らーめん 姫路市川橋通店

金澤醤油豚骨8番らーめん 姫路市川橋通店

金澤醤油豚骨8番らーめん 姫路市川橋通店


「姫路から関西へ広げたい」

同社執行役員の川上祐樹さんは「姫路を皮切りに関西での出店を進め、北陸の味を広く届けていきたい」と話します。ファミリー層を想定した店づくりや商品構成にも力を入れており、2026年度までに同店を含む計6店舗の出店を計画しています。





店舗情報

金澤醤油豚骨8番らーめん 姫路市川橋通店
住所:兵庫県姫路市市川橋通二丁目16番地
TEL:079-263-8668
営業時間:11:00~24:00(L.O.23:30)
定休日:なし

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