姫路の「Align Coffee Roaster」1周年！AI技術で進化するこだわりの焙煎

姫路市坂田町にあるコーヒー専門店「Align Coffee Roaster（アラインコーヒーロースター）」が、2025年2月23日にオープン1周年を迎えました。個性豊かなスペシャルティコーヒーと、AI技術を活用した独自の生豆選別機が話題となり、多くのコーヒー愛好家から支持を集めています。

コーヒーへのこだわりとAI技術の融合

「Align Coffee Roaster」は、コーヒー生豆のサイズを高精度に選別し、焙煎時のばらつきを抑えることで、豆本来の味わいを最大限に引き出すことを特徴としています。

開業のきっかけは、運営会社「大和不動産」の代表・椎野忠通さんが、社内でコーヒー好きの社員・松井良行さんが淹れるコーヒーの美味しさに感銘を受けたことでした。松井さんは、生豆を一粒ずつ手作業でサイズごとに分けて焙煎しており、そのこだわりが雑味をなくし、クリアな味わいを生み出していたのです。（生豆の選別作業は手作業で行うと5キロの選別に20日ほどかかるそうです）

この発想を基に、効率的かつ精密に豆を選別できる方法を模索。AIエンジニアとの共同開発により、2年の歳月をかけて「コーヒー生豆AIサイズ選別機」を完成させました。この機械は、生豆を70以上の細かいサイズに分類し、均一な焙煎を実現。これにより、深煎りのコクや苦味、浅煎りのフルーティーな酸味など、狙った味をより明確に引き出すことが可能となりました。店名の「アライン（Align）」は、「揃える」という意味を持ち、この選別技術へのこだわりが反映されています。

1周年を記念した特別イベント

1周年を迎えた同店では、2月22日から24日までの3日間、記念イベントが開催されました。特に注目されたのは、希少な「ゲイシャ種」のコーヒーの試飲提供。限定スイーツとして「キャラメル味のミルクレープ」も登場しました。イベント期間中は、コーヒー豆の特別割引販売も行われ、常連客から初めて訪れた人まで、多くの方がこの機会を楽しんでいました。

豆の種類とランチメニュー

現在、同店では「ペルー ロケ」「ケニア カラティナ」「エル ケルバトル」（各100g 2,100円）、「グァテマラ」（100g 2,400円）、「パナマ ゲイシャ」（100g 7,000円）など、約30種類のコーヒー豆を取り扱っています。豆は50gから購入可能で、「今日の試飲」として日替わりのコーヒーを提供しているため、自分の好みに合う豆を見つけやすいのも魅力です。

さらに、2025年1月からはランチメニューもスタート。「たまごのホットサンド」「アーモンドトースト」「あんバタートースト」（各1,380円）が登場し、平日限定の「セットメニュー」には、すべてコーヒーとサラダ、副菜が付きます。トースト単品もあります。焙煎技術だけでなく、フードメニューにもこだわりを見せています。

居心地の良い店内と今後の展望

店舗は約30坪の広さを持ち、1階にはコーヒースタンドと焙煎所。2階には木の温もりを感じる開放的なカフェスペースがあります。店内にはコーヒー豆が美しく陳列されており、その日の気分に合わせたコーヒーを選ぶことができます。

1周年を迎えた今、椎野さんは「この1年でやるべきことが見えてきた。さらにクオリティを向上させ、機械を進化させながら、海外展開も視野に入れたい」と意気込みを語っています。

駐車場は「景福寺パーキング」の22、25、26番が利用可能です。

これからも進化を続ける「Align Coffee Roaster」。姫路で本格的なスペシャルティコーヒーを楽しみたい方には、ぜひ訪れてほしいお店です。

milky

自宅で取り寄せているお気に入りのコーヒー豆を確認してみました♪

確かに大きさが全然違うね。深煎り好き？

べーやん

milky

香ばしい系のテカテカの深煎りが好きです(笑)