ペンギンベーカリー姫路野里店、警察と協働で「交通安全のパン」発表

ペンギンベーカリー姫路野里店（姫路市野里、TEL 079-240-9510）が12月1日、姫路警察署と協働し、交通安全啓発を目的とした「交通安全のパン」の発表会を行いました。地域と連携した取り組みとして、店舗敷地内で実施しました。

園児が参加し、交通ルールを学習

発表会には、幼保連携型認定こども園の萩学園（姫路市豊富町）の年中組園児が参加しました。園児らは事前に練習した「赤鼻のトナカイ」と「ジングルベル」の2曲を披露した後、警察署員の指導を受けながら、道路横断時の確認方法など基本的な交通ルールを学びました。

会場では、姫路警察署の交通官が地域における交通事故の発生状況について説明し、交通安全の重要性を呼びかけました。

交通安全をテーマにした2種類のパンを開発

同店は今回の企画に合わせ、「シマエナガ信号パン」（410円）と「反射タスキ着用のペンギンパン」（420円）の2種類を開発しました。

「シマエナガ信号パン」は、赤・黄・青のチョコレートを使って信号機を表現し、交通ルールの順守を訴える商品です。「反射タスキ着用のペンギンパン」は、同店のモチーフであるペンギン型のフレンチパンにクッキー生地を重ね、反射タスキを身に着けた姿を表現しています。いずれも来春までの販売を予定しています。

パン贈呈と感謝状贈呈も実施

発表会では、「反射タスキ着用のペンギンパン」が園児に贈呈され、代表の園児が受け取りました。また、姫路警察署からは、企画運営に協力した同店の運営会社であるアルバータダイニング（姫路市白国）に対し、感謝状が贈られました。

アルバータダイニング社長代理の牧野光樹さんは、「交通安全への関心を高め、交通事故防止につなげてほしい」と話しました。

地域密着型ベーカリーとしての取り組み

イベントの最後には記念撮影を行ったほか、来場者向けにパン商品の紹介や、警察の展示車両の公開も行いました。

ペンギンベーカリー姫路野里店は、北海道発祥のベーカリーブランド「ペンギンベーカリー」のフランチャイズ店舗として、総菜パンや菓子パンを中心に幅広い商品を展開しています。今回の取り組みは、地域の関係機関と連携しながら、日常生活に身近な「パン」を通じて交通安全を伝える試みとなりました。

「ペンギンベーカリー姫路野里店」とは

ペンギンベーカリー 姫路野里店は、パンの製造・販売を行うベーカリーショップです。北海道発祥のベーカリーブランド「ペンギンベーカリー」の一店舗として、姫路市野里（国道312号線沿い）にあります。北海道で育った小麦などの素材を使い、毎日食べられるパンを提供しています。ペンギンベーカリー+1

北海道発のベーカリーを関西に展開

「ペンギンベーカリー」の本部は北海道にあり、2016年にスタートしました。コンセプトは「北海道の大地で育った小麦を使い、子どもからお年寄りまで毎日食べられるパン屋さん」です。姫路野里店は、関西エリアで展開する複数店舗の一つとして営業しています。

商品構成と特徴

店内には焼きたてパンが多数並び、食パンや惣菜パン、菓子パンなど種類豊富な商品がそろっています。北海道産素材にこだわったパンづくりを行っており、小麦粉やバター、牛乳などが主に北海道産のものを使用されています。カレーパンなど一部の商品はパンの専門コンテストで賞を受賞した実績もあります。

営業スタイルと立地

店舗の営業時間は一般に朝8時30分から19時までで、売り切れ次第終了となることがあります。定休日は基本的になく、年末年始が不定休となっています。駐車場が整備された立地で、車でも立ち寄りやすい環境です。

地域とのかかわり

姫路野里店では、地域との連携イベントにも取り組んでいます。たとえば、交通安全啓発を目的として姫路警察署と協働した「交通安全のパン」の企画を実施し、地域の子どもたちとの交流が行われました。

こうした取り組みを通じて、パンの販売にとどまらず、地域社会との接点を持つ店舗として営業しています。