
【姫路 イベント】播磨国総社で節分祭 年男・年女53人が豆まき、福を願う参拝者でにぎわう
播磨国総社で節分祭 年男・年女53人が豆まき、福を願う参拝者でにぎわう
播磨国総社(正式名称=射楯兵主〈いたてひょうず〉神社、姫路市総社本町)で2月3日、節分祭が行われました。境内には家族連れなど多くの参拝者が訪れ、厄よけを願う神事や豆まきに参加しながら、1年の無病息災を祈りました。
立春前日に災厄を払う恒例行事
節分祭は、立春の前日に当たる節分の日に、災厄を払い福を招くことを願って斎行される恒例行事です。当日は15時30分から拝殿で、中心神事となる「追儺祭(ついなさい)」が執り行われました。

追儺祭では、邪気を払い清める意味が込められており、参拝者は厳かな雰囲気の中で神職による祝詞奏上に耳を傾けていました。
年男・年女ら53人が参列し厄よけ祈とう
神事には、裃(かみしも)を着用した年男・年女ら53人が参列しました。参列者は神前に並び、参拝者の無病息災や開運を願う厄よけ祈とうが行われました。
参拝者の中には手を合わせて頭を下げる姿も見られ、節目の日に厄を払い、新しい季節を迎える気持ちを新たにしている様子でした。

「福は内」の掛け声響く 境内で豆まき
祈とう後は境内へ場所を移し、恒例の豆まきを実施しました。年男・年女や福娘らが「福は内」の掛け声とともに福豆をまくと、参拝者は両手を広げて受け取ろうとし、境内には歓声が響きました。
豆を受け取った参拝者の中には、その場で袋を大事そうに持ち帰る姿もあり、福を願う行事ならではのにぎわいが広がりました。

播磨国総社は播磨国の総鎮守 「総社さん」として親しまれる
播磨国総社は、姫路市内でも特に歴史のある神社の一つで、地元では「総社さん」の名で親しまれています。正式名称は「射楯兵主神社(いたてひょうずじんじゃ)」で、播磨国の総鎮守として知られています。
平安時代末期の1181年、播磨国内16郡174座の神々を合祀し、播磨一円の総社として整えられたと伝わります。姫路城の近くに位置し、城下町の守護神としても信仰を集めてきました。
主祭神は五十猛命(いたけるのみこと)と大国主命(おおくにぬしのみこと)で、縁結びや厄除け、産業振興などのご利益があるとされます。正月三が日には多くの参拝者が訪れるなど、地域を代表する神社として知られています。
大祭や初ゑびすなど年間行事も多彩
同神社では節分祭のほか、商売繁盛を願う「初ゑびす祭」(1月14日~16日)など年間を通じてさまざまな行事が行われています。さらに、20年に一度開催される「三ツ山大祭」など、播磨国総社ならではの大規模な神事も伝わっています。
節分祭は毎年、多くの参拝者が訪れる恒例行事となっており、今年も厄を払い福を願う人々で境内はにぎわいを見せました。


