林田大庄屋旧三木家住宅

「林田ひな祭り」開催中 伝統の雛人形と歴史的建築を楽しむ

江戸時代初期の建築とされる「林田大庄屋旧三木家住宅」(兵庫県姫路市林田町中構、TEL 079-261-2338)で、2月14日より「林田ひな祭り」が開催されている。

この施設には主屋を含む6棟の建物があり、県の重要有形文化財に指定されている。NPO法人「新風林田」が管理を担い、2011年から毎年開催しているこのイベントでは、これまでに寄贈された雛人形を中心に、昭和30年代から現代にかけての雛飾りや、豪華な「御殿雛」、段飾りの雛人形など約100体が展示されている。

林田大庄屋旧三木家住宅

理事兼事務局長の吉野雪路さんは「雛人形には、子どもへの想いや家族の願いが込められています。表情豊かなお雛様たちをぜひご覧いただくとともに、江戸時代の趣を残す建物の魅力も感じていただけたら」と話す。

林田大庄屋旧三木家住宅

開催は3月17日まで。入館料は一般310円、高校生・大学生210円、小中学生100円。開館時間は10時~16時で、火曜・水曜・木曜は休館となっている。

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