
地元企業の想いが姫路城へ──ショーワグローブがチャリティ売上を全額寄付
姫路発の手袋メーカー・ショーワグローブ株式会社が、地元・姫路城の保存・継承のためにチャリティ売上を全額寄付したという心温まるニュースが届きました。
このチャリティは、2025年2月に開催された「世界遺産姫路城マラソン祭」にて実施されたもので、マラソン参加者や来場者に向けて同社の手袋を販売。その売上金253,876円を、すべて姫路城の保存活動に寄付されました。

姫路マラソンの様子
「手袋で姫路城を守りたい」地元企業のあたたかい行動
ショーワグローブは、姫路に本社を構える家庭用・産業用手袋の専業メーカー。地域貢献を大切にする姿勢は、以前から様々な形で表れており、今回の寄付もその一環。マラソン当日は約900名の方がチャリティに参加し、想いの詰まった手袋を購入したそうです。
寄付金は、姫路城を未来に残すための保存・継承活動に活用されるとのこと。
感謝状贈呈式──姫路城管理事務所の想い
2025年3月18日、姫路城管理事務所で感謝状の贈呈式が行われました。管理事務所の遠周所長は、
「姫路城を通じて人と人がつながり、姫路の魅力を感じた方がこの地で暮らしたい、働きたいと思ってくれるような街になってほしい」
と語られたとのこと。さらに、2026年春からは18歳未満は姫路城の入城が無料になる予定で、未来を担う子どもたちにも姫路城の魅力を知ってほしいという強い想いが伝わってきました。

姫路城の前にて
姫路から世界へ──70周年を迎えた老舗手袋メーカー
1954年に「手を守りたい」という想いから創業されたショーワグローブは、2024年に創立70周年を迎えました。世界で初めて塩化ビニル製オール被膜手袋を開発したパイオニアでもあり、常に「人の真似をしない」独自の研究開発力で業界をリードしています。
地域とのつながりを大切にする企業姿勢は、これからも姫路に住む私たちに安心と誇りを届けてくれそうです。
地域に根ざした企業の姿に、もっと触れてみたくなる
今回はプレスリリースをもとにご紹介しましたが、姫路市民としては、ショーワグローブのような地元企業がどのように地域と関わり、どんな想いで手袋づくりに取り組んでいるのか──もっと知りたくなりますね。
地域に根ざした企業の姿や、その現場の様子も、いつか直接見てみたい。そんな気持ちにさせてくれるニュースでした。
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