
姫路経済新聞・2025年上半期PVランキング
新店ラッシュが映す、変化する姫路の関心地図
2025年上半期(1月〜6月)にもっとも読まれた地域ニュースは、姫路・広畑にオープンした生ドーナツ専門店「トリュフドーナツ」の話題でした。これは、姫路経済新聞が発表したページビュー(PV)ランキングで明らかになったものです。
PVランキングは、市内の動向を映す「読まれたトピック」の縮図ともいえる存在です。今回の上位10本からは、姫路の今と、地域住民の興味の向かう先が見えてきます。
2025年上半期 PVランキング(カッコ内は掲載日)
新店情報に強い関心 地域の「動き」に敏感な読者層
ランキング上位の9本が、新規オープンのニュースでした。これは、「姫路で今、何が始まっているのか」を求める読者の関心の強さを物語っています。飲食店だけでなく、和菓子店や古民家雑貨店など、ジャンルもエリアも多彩です。
とりわけ1位の「トリュフドーナツ」は、鳥取発のブランドが兵庫県内に初出店したという話題性に加え、カボチャを練り込んだ生地やアーモンドバターといった地元要素の組み合わせが注目を集めました。SNS映えだけでなく、地域色や独自性が評価された結果とも言えます。
また、3位の古民家カフェ「のんびり古家」や、9位の「enn」のように、昭和建築や地元素材を活用した店舗も支持を得ています。姫路市中心部だけでなく、夢前町や四郷町といった郊外からも話題が生まれている点は注目に値します。
飲食、イベント、カルチャーが鍵
2位にランクインしたのは、姫路全域で100店が参加するイベント「ひめじバル」に関する記事でした。例年秋に開催されてきた同イベントが、今回は6月開催となったことで、注目が集まりました。地域イベントに対する関心の高さもうかがえます。
飲食店開店やグルメ系の話題に偏りがちな印象もありますが、その背景には「地元の変化をリアルタイムで感じたい」「足を運んでみたい」といった、地域に対する主体的なまなざしがあります。
記録されることで、街は動き出す
姫路経済新聞は今後も、「まちの記録係」として街の変化を伝えていくとしています。ランキングは一つの指標に過ぎませんが、読まれた記事の積み重ねは、地域がどこに向かっているのかを示す地図になります。
2025年後半もまた、姫路の街には新たな話題が生まれていくはずです。その動きに、私たち一人ひとりがどのように関わっていくのか。それを考えるきっかけとして、このランキングは十分に意味を持つのではないでしょうか。
姫路経済新聞とは?
「姫路経済新聞」は、姫路市を中心とする地域の動きを伝えるローカルニュースサイトです。取材・掲載費用は一切無料。地元で起きている新店オープン、イベント、企業の新サービスなどを“足で取材した”確かな情報として届けています。
掲載される記事は、すべて記者が現地で取材・確認したものに限られており、誇張や提灯的な表現は排除。事実にフォーカスした構成だからこそ、地域住民や関係者からの信頼も厚いメディアです。
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