姫路観桜会

姫路城・春の風物詩「観桜会」へ 夜は“いのち きらり”の幻想世界に包まれて

春爛漫の姫路城で「観桜会」開催

世界遺産・国宝として知られる姫路城で、2025年も春の恒例イベント「観桜会」が開催されました。毎年、市民や観光客に親しまれているこの行事。これまでは4月初旬に行われていましたが、近年の桜の開花時期の早まりを受け、昨年から3月開催へとシフト。今年も3月29日(土)、満開を迎える少し前のタイミングで実施されました。

当日は晴天に恵まれながらも、空気にはまだ少し肌寒さが残る一日。にもかかわらず、姫路城の入場口前には早朝から長蛇の列ができ、多くの人がこの春の風物詩を楽しもうと訪れていました。

姫路観桜会 姫路城には長蛇の列

姫路市では3月28日に桜の開花が発表され、今年は前年より1日遅いスタート。気温の影響もあり、まだつぼみが多く見られましたが、春の陽射しとともにその風景は一層美しく、訪れた人々の心を和ませていました。


華やかなステージイベントと春の味覚

観桜会の会場となった三の丸広場では、ステージイベントも充実。姫路邦楽文化協会による箏曲(そうきょく)演奏、市民参画型の和太鼓ステージ「芸能集団 天魁」や播磨こまいぬ座による日本舞踊の披露、第35回交響詩ひめじ合唱コンクール受賞団体による合唱など、姫路ならではの文化と市民の参加が光るプログラムが続きました。

姫路観桜会

また、姫路お城のアンバサダーによる観光PRも行われ、地域全体で春の観光シーズンを盛り上げようという熱気に包まれていました。

会場には「おもてなしコーナー」も設置され、裏千家播磨支部による野点(のだて)では、イベント限定の茶菓子付きのお茶席が人気を集めていました。販売エリアでは、姫路酒造協同組合による地酒、姫路料飲組合連合会の「千姫弁当」、姫路菓子組合の「お花見菓子」、さらに西播水産煉製品協会による「姫路おでん」や「揚げかまぼこ」など、地元の味覚が勢ぞろい。グルメ目的の来場者も多く見られました。


夜は幻想的なライトアップ「いのち きらり」

姫路城は「日本さくら名所100選」にも選ばれており、夜にはさらに美しい風景が広がります。特に注目されているのが、姫路城西の丸庭園で開催中の夜桜会「いのち きらり」


✦ 開催情報 ✦

  • 期間:2025年3月28日(金)~4月6日(日)

  • 時間:18:30〜21:00(最終入城 20:30)

  • 場所:姫路城 有料区域(西の丸庭園ほか) ※雨天決行

  • 観覧料:大人600円/小中高生200円/未就学児無料


今年のライトアップは、2025年4月に開幕する大阪・関西万博のテーマ「いのち」と連動。千姫が愛した姫路城を舞台に、桜の花を命の象徴として照らし出します。桜色に加え、万博のテーマカラーである赤・青、そして生命を表す緑のライトが庭園全体を彩り、白壁には幻想的な映像も投影。まさに「いのちのきらめき」が感じられる演出となっています。

また、毎年人気のストリートピアノの演奏も行われており、夜桜と音楽が作り出すロマンチックな空間に、多くの来場者が酔いしれています。


日中は文化と花見を楽しみ、夜は幻想的なライトアップで非日常の世界へ。
春の姫路城は、訪れる人にとってかけがえのない思い出を届けてくれる場所となっています。今年の満開は4月初旬と予想されており、まだ間に合います。
この春、姫路城で特別な一日を過ごしてみませんか?

 

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