
【2025年】浴衣で楽しむ初夏の風物詩「姫路ゆかたまつり」交通規制・特典まとめ
姫路の初夏の風物詩「姫路ゆかたまつり」が、2025年6月21日(土)・22日(日)に開催されます。
立町エリアを中心に、浴衣姿の人々がにぎわう華やかな2日間。歴史と地域文化が息づく姫路のまちを、今年も浴衣で楽しみたいですね。
🌿 ゆかたまつりの歴史と由来~江戸の粋が息づく姫路の夏~
「姫路ゆかたまつり」は、約280年の歴史を持つ姫路の伝統行事。そのはじまりは、江戸時代中期の寛保2年(1742年)にまでさかのぼります。
当時の姫路藩主・榊原政岑(まさみね)公が、幕府の命で越後高田(現在の新潟県上越市)へ移ることになり、姫路城内に祀られていた長壁(おさかべ)神社を、庶民も参拝しやすい場所へと移す「遷座祭」が行われました。
この遷座先が、現在も立町にある長源寺の境内。本来ならば改まった衣装で参拝するのが礼儀とされていましたが、突然の祭礼に町人たちは正装を用意する時間も費用もなく、かわりに普段着の“浴衣”で参拝することが許されたといいます。
このことが町人たちの心をつかみ、やがて「浴衣で参拝するお祭り」として親しまれ、「ゆかたまつり」の名が定着していきました。
戦後の復活と現代へ
明治以降、時代の変化とともに一時は規模が縮小したものの、戦後には地元の呉服商や商店街の尽力により復活。浴衣の魅力を広める取り組みと連携しながら、市民参加型の夏祭りとして発展してきました。
現代では、地域文化や地元商店とのコラボレーション、観光振興の意味も含めて再評価され、毎年6月に「姫路の夏のはじまりを告げる風物詩」として親しまれています。
ゆかたまつりは単なるイベントではなく、庶民の暮らしと信仰、そして姫路のまちの歴史が織りなす文化遺産でもあります。
浴衣に袖を通すその一歩は、江戸の人々の粋(いき)にふれる体験でもあるのです。
🎉 イベントスケジュールと見どころ
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6/21(土)16:00~ 子どもゆかたパレード
姫路城三の丸広場から長壁神社・城南公園までをパレード。消防音楽隊、小学生、アンバサダーらが参加。 -
城南公園ステージ(両日)
歌、踊り、太鼓演奏などの地域交流ステージ。 -
西二階町商店街
金魚すくいなど子どもも楽しめる催しが多数。 -
出店・露店が約200軒!
地元からの出店85件、露店117件がにぎわいを演出。
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🎁 浴衣で来場するだけで特典いっぱい!
浴衣姿での来場者には、お得なサービスや割引が盛りだくさん!今年の特典はこちら:
✅ 1. 神姫バス運賃が半額
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対象:姫路駅・JR網干駅・山陽飾磨駅の発着便
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※高速バスなど一部路線は対象外/現金支払いのみ
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✅ 2. アースシネマズ姫路:ドリンクプレゼント
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当日の映画チケット提示で、SまたはMサイズのドリンクを1杯無料
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✅ 3. 姫路城周辺6施設の入場無料
浴衣着用者は以下の常設展示が無料に:
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姫路城
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好古園
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姫路市立動物園
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姫路市立美術館(常設展)
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姫路文学館(常設展)
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兵庫県立歴史博物館(常設展)
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✅ 4. 書写山ロープウェイ 往復2割引
✅ 5. 和船体験「姫路城内堀 文化観光学習船」大人料金500円引き
✅ 6. 各商店街での販促キャンペーンあり!
商店街によって、割引やプレゼントなど内容はいろいろ。浴衣で歩くだけでもお得がいっぱい!
🚶♀️ 会場アクセスと交通規制
安全確保のため、期間中は会場周辺が歩行者専用道路となり、車両通行は禁止されます。
公共交通機関での来場が推奨されています。
🗣 地元の声
西二階町商店街のそば店店主・下村裕司さんは、
「浴衣姿のにぎやかな風景が戻ってくると、夏の始まりを実感する。地域がにぎわい、多くの方が笑顔で過ごせる2日間になってほしい」
と、地域活性化への期待を語ってくれました。
📌 イベント概要
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名称:姫路ゆかたまつり 2025
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日程:2025年6月21日(土)・22日(日)
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場所:姫路市立町周辺
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入場:無料
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主催:姫路ゆかたまつり振興協議会
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問合せ:姫路市観光コンベンション室(TEL 079-221-1500)
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👘 浴衣でそぞろ歩き、姫路の夏を感じる特別な2日間。
お得な特典とともに、友人や家族とぜひお楽しみください!