
【2025/10/14まで】姫路城小天守や渡櫓(わたりやぐら)を見学できる「秋の特別公開」実施中
世界文化遺産・姫路城で、普段は公開されていない小天守や渡櫓(わたりやぐら)を見学できる「秋・冬の特別公開」が実施されます。
春の特別公開に続き、今年も秋・冬の2シーズンにわたって開催。美しい季節の城郭とともに、貴重な内部構造を間近に体感できる絶好の機会です。
🍁 秋の特別公開
期間:令和7年10月1日(水)~10月14日(火)
🕘 公開時間
午前9時00分~午後4時00分(最終受付)
※天守群の見学時間を考慮し、午後3時までに入城改札口を通過してください。
特別公開エリアの受付は「イの渡櫓(天守群内)」にあります。
🏯 公開エリア
東小天守
乾小天守
西小天守
イの渡櫓
ロの渡櫓
ハの渡櫓
いずれも普段は立ち入ることのできない貴重なエリア。歴史と建築の魅力を存分に堪能できます。
各エリアの見どころ
乾小天守(いぬいやぐら)
天守曲輪の北西に位置し、外観は三重、内部は地上4階・地下1階構造。
格子のない火灯窓からは、大天守の北西面を間近に望むことができます。
また、東方向には連立式天守全体の姿や中庭の様子が一望できます。
西小天守
大天守の西南に位置する、3層3階・地下2階の堅牢な構造。
籠城時には防御の最終拠点となった場所で、複雑な登城ルートや門の配置を見下ろすことができます。
イ・ロ・ハの渡櫓
いずれも外観二重、内部は地上2階・地下1階構造。
中でも「ロの渡櫓」は現存する渡櫓の中で最大級の規模を誇り、映画撮影にも使用されたことがあります。
また「ハの渡櫓」には地下入口があり、中2階を介して地上階へ上がる独特の構造が見どころです。
東小天守(うしとらやぐら)
天守曲輪の北東に位置し、外観三重・内部地上3階・地下1階構造。
その名の通り、建築当初は「丑寅やぐら」と呼ばれていました。
繊細な造りと連立式天守の美しいバランスを間近に感じられます。
💴 観覧料
区分 | 料金 |
---|---|
大人(18歳以上) | 1,000円 |
小人(小・中・高校生) | 300円 |
未就学児 | 無料 |
※別途、姫路城の入城料(縦覧料)が必要です。
秋は紅葉とともに、冬は澄んだ空気の中で。
季節ごとに異なる表情を見せる姫路城の内部をじっくり堪能できる特別公開。
歴史と美を兼ね備えた世界遺産の真髄を、この機会にぜひ体感してみてください。