
【兵庫県立歴史博物館】企画展「童謡と大正ロマン」2025/11/24まで開催中
~童心が輝いた時代へタイムスリップ~
大正時代、子どもならではの感性「童心」が注目され、芸術性の高い児童雑誌や童謡が次々と誕生しました。
そんな“子どもの文化黄金期”を紹介する企画展「童謡と大正ロマン」が、現在、兵庫県立歴史博物館で開催中です。
本展では、童謡を中心に大正期の児童文化を紹介。
なかでも、1918(大正7)年創刊の雑誌『赤い鳥』は、童謡運動の中心的存在として知られています。
さらに、高砂出身の作曲家・佐々木すぐるが自費出版した『青い鳥楽譜』や、淡路島生まれの童画家・岡本帰一らが手掛けた表紙画なども展示。
文学・音楽・美術が融合した“大正ロマン”の世界を、当時の雑誌や楽譜を通して体感できます。
■ 開催概要
会期:2025年10月4日(土)~11月24日(月)
時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
会場:兵庫県立歴史博物館 特別展示室
休館日:月曜日
※10月13日(月祝)、11月3日(月祝)、11月24日(月祝)は開館(翌平日休館)
入館料:
大人700円/大学生550円/70歳以上350円/高校生以下無料
■ 展覧会の見どころ
序章:『赤い鳥』が創刊された1918年当時の子どもの世界を紹介
第1章:児童文芸雑誌と童謡運動の広がり
第2章:多様化する童謡とその文化的影響
第3章:芸術が融合した「楽譜にみる大正ロマン」
終章:昭和へと続く童謡のゆくえ
特別展示:「日本の歌百選」に選ばれた戦前の童謡 約20曲を紹介
■ 関連イベント
🗣 講演会「赤とんぼの詩人 三木露風」(受付終了)
日時:10月19日(日) 14:00~15:30
講師:和田典子氏(元姫路大学教授)
定員:80名/無料/事前申込制
🤲 手話ダンスワークショップ「赤とんぼ」でおどろう!
日時:①10月13日(月祝) ②11月15日(土) 各14:30~15:30
出演:Miracrew、NOVARTS、WHITE DAOL 混成チーム
定員:15名/無料/事前申込制
🎓 れきはくアカデミー
テーマ:「企画展『童謡と大正ロマン』について」
日時:10月26日(日) 14:00~15:00
講師:山田加奈子(兵庫県立歴史博物館 学芸員)
定員:80名/無料/事前申込制
🗨 ギャラリートーク
・10月18日(土) 11:00(手話通訳なし)
・11月16日(日) 11:00(手話通訳あり)
講師:博物館 学芸員
※無料(要観覧券)/当日受付制
📱 ARクイズスタンプラリー
開催期間:10月4日(土)~11月24日(月) ※休館日を除く
スマートフォンを使って、展示を楽しみながらスタンプを集める企画です。
無料(要観覧券)/事前申込不要
■ 申込方法(共通)
兵庫県立歴史博物館公式サイト、または往復ハガキで申込可能。
往復ハガキの場合は以下を明記してください。
①希望イベント名 ②住所 ③氏名(ふりがな) ④年齢 ⑤電話番号 ⑥友の会会員番号(該当者のみ)
※定員を超えた場合は抽選。結果は申込者全員に通知。
※小学生以下は保護者同伴。1枚につき1名でお申込みください。
■ お問い合わせ
兵庫県立歴史博物館
TEL:079-288-9011
公式サイト:兵庫県立歴史博物館
事前受付イベントは掲載時に終了となっているイベントもあります。
詳細は公式サイトをご覧ください。
「童謡」と聞くと懐かしい気持ちになりますが、その誕生の背景には、子どもを“ひとりの人間”として尊重する新しい価値観がありました。
大正ロマンの香り漂う展示を通して、音楽や絵の中に息づく“童心”を感じてみてはいかがでしょうか。