姫路市のまねき食品、大阪・関西万博で「えきそば」を提供

兵庫県姫路市に本社を置く老舗企業「まねき食品」(創業1888年)は、大阪・関西万博にレストランを出店し、地元の名物「えきそば」などを販売することを発表しました。

「すべてに感謝、常にチャレンジ」を理念に掲げ、地元で培った歴史を持つまねき食品が、万博という国際的な場でその魅力を発信します。同社の竹田典高社長は、1月14日に姫路市内で行った記者会見で詳細を説明しました。

店舗外観パースイメージ

店舗外観パースイメージ

店舗内観パースイメージ

店舗内観パースイメージ

万博で提供される「えきそば」は、戦後の混乱期に誕生した地元のソウルフードをベースに、「究極のえきそば」として進化を遂げています。この特別メニューには、神戸牛のすき焼きがトッピングされ、調理はお客の目の前で行われるという演出付き。中華麺と和風だしの伝統的なスタイルを守りつつ、特製のだしが用いられます。また、器には石川県輪島市の伝統工芸「輪島塗」が採用されており、1杯3850円(税込)で提供される予定です。

究極のえきそば

姫路市民のソウルフードとして親しまれ、今年で75周年を迎える「えきそば」が、大阪・関西万博で究極の形に進化します。

神戸牛を贅沢にトッピングした一杯は、濃厚な旨みを感じさせながらも、仕上げに添えられた三つ葉がさっぱりとしたアクセントを加え、絶妙なバランスを生み出しています。

また、えきそばの特徴である唯一無二の出汁は、すべての食材との相性が抜群で、これまでにない感動的な味わいを実現。「史上最強」で「最美味」といえる究極のえきそばがここに完成しました。

万博メニュー①:「究極のえきそば」

ぜひ、大阪・関西万博の会場でこの特別な一杯をご賞味ください。

まねき食品万博店舗メニュー①「究極のえきそば」

まねき食品万博店舗メニュー①「究極のえきそば」

神戸牛を味わう特別な一杯

神戸牛は国内外の美食家から高い評価を受ける、日本を代表する高級和牛のひとつ。その甘みと口の中でとろけるような食感が特徴です。

特にすき焼きは、神戸牛の持つ柔らかさと深い風味を存分に引き立てる日本の伝統料理として愛されています。この神戸牛を使用したすき焼きを、一つの丼にまとめた贅沢なメニューが万博で登場します。

万博メニュー②:「神戸牛すき焼き丼」

さらに、会場では通常の「えきそば」やカレーとのセットメニュー、お弁当なども販売される予定で、幅広いニーズに応えるラインナップを用意。まねき食品が地元の味を世界に届ける大きな一歩となります。

万博メニュー②:「神戸牛すき焼き丼」

万博メニュー②:「神戸牛すき焼き丼」

挑戦の背景について、まねき食品の想い

まねき食品は、これまで創業以来魂を込めて届けてきた「弁当」や、姫路駅で立ち食い文化として親しまれてきた「えきそば」を中心に、日本が誇る食文化とおもてなしの心を世界へ発信したいと考えています。大阪・関西万博という国際的な舞台から、私たちの誇りである“日本の文化”を世界中の人々に伝え、未来への架け橋を築くことを目指しています。

また、地元・姫路市民の皆さまの支えとともに歩んできた歴史を胸に、今回の万博出店を、姫路の魅力を世界に広める絶好の機会と位置づけています。この出店では、伝統と革新が融合した未来型のチャレンジショップを通じて、食を通じた新しい価値を提供することに挑戦します。

店舗名 MANEKI FUTURE STUDIO JAPAN
営業期間 2025年4月13日(日) – 10月13日(月)
出店場所 大阪夢洲 大阪・関西万博会場内「静けさの森」付近
提供タイプ レストラン・物販コーナー
営業時間 9:00 ~ 21:00
座席数 80席
提供メニュー レストラン:えきそば・丼等
物販コーナー:ドリンク・アルコール・スイーツ・BENTO・お土産品等
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